「対米隷属体制」に堕した戦後レジームー安倍「脱却論」の正体は「植民地化」の完成

戦争法案を強行採決・成立させた「日本国内閣総理大臣=首相」の安倍晋三の最終目的は「戦後レジームからの脱却」である。「戦後レジームからの脱却」は形としては、①現行憲法9条を無視して集団的自衛権の行使を積極的に推進、国民主権・議会制民主主義・平和主義(国中心主義)を事実上否定するための自主憲法制定(=憲法改悪)②侵略戦争を行うための「東京裁判の否定」③国民間の社会的・経済的格差の拡大とその固定ーであろう。これに対して、安全保障と憲法論の第一人者である豊下楢彦元関西学院大学教授は、「『占領時代の基本的な仕組み』」そのものである(旧日米安全保障条約にそっくり挿入された日米行政協定が、新安保条約で名称変更されただけの)日米協定の撤廃や抜本的改革を提起することなく、『自主憲法』の制定で日本の『独立』を果たすなどということは、文字通り”絵に描いた餅”と言う以外にない」(「昭和天皇と戦後日本」岩波書店、259頁)と喝破する。

“「対米隷属体制」に堕した戦後レジームー安倍「脱却論」の正体は「植民地化」の完成” の続きを読む

安保法制関連法案=戦争法案の可決・成立は「自民党消滅」の始まり

自公両党(=自滅党、公暗党)とその別働隊である次世代の党(=旧世代の党)、日本を元気にする会(=日本を不幸にする会)、新党改革(=旧党反動)は2015年9月17日の参院戦争法案特別審議会(鴻池祥肇委員長)で戦争法案の強行採決を行い「可決」(これは、本当の可決ではない。議事録にも「議場騒然、聴取不能」と記されている)、参院本会議に上程した。民主、維新、共産、生活、社民の5党は「内閣不信任案」など一連の緊急抵抗法案を衆議院、参議院本会議に上程したが、自民党が野党側の自由な賛成意見表明を「フィリバスター(議事妨害、裁決妨害)」と見なして、賛成意見の表明時間を10分以内に制限する動議を出すなどしたため、全て否決の憂き目にあった。野党側の「抵抗」むなしく戦争法案は19日午前零時からの参院本会議で「可決・成立」した。しかし、これは議会制民主主義を否定した自民党の「消滅」の始まりである。同党は平和を志向する国民の厳しい審判を受け、来夏の参院選はもちろんその後とも予想れる総選挙で致命的な敗北を喫する。「自民党様、ご冥福をお祈り致します。南無阿弥陀仏」

“安保法制関連法案=戦争法案の可決・成立は「自民党消滅」の始まり” の続きを読む

戦争法案廃案のために【特別編】ー対米隷属体制樹立の原点は昭和天皇の超法規的政治・外交活動【追記】

対米隷属政権・安倍晋三政権は本日2015年8月16日18時から、参院戦争法案審議特別委員会の鴻池祥肇委員長の職権なるもので同委員会を開き、法案の強行採決を行い、自公多数で同法案に賛成させ17日にも参院本会議で可決成立させる構えだ。安倍政権はもはや「従属」の立場を越えて「隷属」の状態に陥っており、「日米同盟教」=「米国崇拝教」のカルト政権に成り下がっている。

“戦争法案廃案のために【特別編】ー対米隷属体制樹立の原点は昭和天皇の超法規的政治・外交活動【追記】” の続きを読む

「日本一新運動」の原点(282)戦争法案廃案の死角⑰ー日米安保条約にも違反

日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇安全保障法制関連法案を廃案にする〝死角〟がありますよ!17

安保法制国会の会期はいよいよ残り18日となった。祝祭日、土日を除けば9日間となる。しかし、イザとなればなりふり構わぬ安倍自公政権は、祝祭土日なんか無視して突っ走るだろう。永田町周辺では安保法制関連法案は成立確実との雰囲気だ。ドッコイ、そうはいかない。安保法制反対の声は日ごとに大きくなっている。自民党地方議員が離党して反対運動に立ち上がる、地方議会では「慎重審議・今国会での採決見送り決議」等が報道され、創価学会有志が池田会長の教えに従うと署名活動を始める等、何が起きてもおかしくない世の中だし、激動の時代なのだ。

“「日本一新運動」の原点(282)戦争法案廃案の死角⑰ー日米安保条約にも違反” の続きを読む

戦争法案廃案のために⑪ー同法案、日本の主権者「日米合同委員会」指令によるもの

11月02日の参院インターネット中継で、日本共産党の仁比聡平(にひ・そうへい)参院議員(福岡県北九州市出身・京大法卒、弁護士、比例区)が今回の安保関連法案=戦争法案について、自衛隊の統合幕僚監部(河野克俊(かわの・かつとし)幕僚長)が作成した秘密文書をもとに、米国の指令(私見では米国の軍産複合体)に基づいて作成されたものであることを明らかにした。中谷元防衛大臣は答弁不能に陥り、仁比参院議員から秘密文書を「贈呈」されるお粗末ぶりを演じた。これは、本サイトでしばしば指摘してきた日米合同委員会が日本国の事実上の「主権者」であることを物語っている。

“戦争法案廃案のために⑪ー同法案、日本の主権者「日米合同委員会」指令によるもの” の続きを読む

「日本一新運動」の原点(280)戦争法案廃案の死角⑮ー法案の本質は「日米戦争協力法制」

日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇安全保障法制関連法案を廃案にする〝死角〟がありますよ!15
(「集団的自衛権」の正体を見極めよ!)
1)「集団的自衛権」は国連憲章の理念の例外としてつくられた。
国連は「国家間の戦争を禁止するため」につくられたが、「集団的自衛権」は当初の憲章草案には入っていなかった。例外として入れられ、当時は多くの国際法学者から「国連設立の趣旨に反し、将来問題となる」との警鐘が発せられていた。

“「日本一新運動」の原点(280)戦争法案廃案の死角⑮ー法案の本質は「日米戦争協力法制」” の続きを読む

安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑦ー「国際情勢の激変」は米国の自作自演

安倍晋三首相、岸田文雄外相、中谷元防衛相は、国家の基本法である憲法の法的安定性を損なう憲法解釈の変更理由に「国際情勢が激変した」ことを理由に挙げる。しかし、その国際情勢の激変の理由は、①ロナルド・レーガン政権以降、新自由主義政策を採用した結果、同国が巨額の財政赤字、大幅な経常赤字、世界最大の対外純債務国(要するに、世界最大の借金国)に転落、ニッチモサッチも行かなくなり、経済が事実上破綻している②世界最大の軍需産業(核兵器生産シンジケートと原子力発電シンジケート含む)軍産複合体を維持するため、イラク戦争を始め世界に紛争を自作自演した(3・11事件も含まれる)ーことが主因である。

“安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑦ー「国際情勢の激変」は米国の自作自演” の続きを読む

安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑥ー山本太郎参院議員、対米指令による作成を鋭く指摘

「生活の党と山本太郎と(国民を愉快にする)なかまたち」の山本太郎共同代表が、参院の戦争法案審議特別委員会で鋭い質問を連発しているが、中でも21日には本年4月の「日米防衛協力ガイドライン」と同ガイドラインを具体化した今回の戦争法案が米国の指令で作成されたことを国民の前に明らかにした。本サイトでも同様の見解である。具体的には21日の同委員会で、一般的にはジャパンハンドラーズと呼ばれるCIAの対日工作員ジョセイ・ナイ、リチャード・アーミテージが2012年に「日米同盟の強化」を要求した「アーミテージ・ナイリポート」の内容を反映したものになっていることを国民の前に明らかにした。

“安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑥ー山本太郎参院議員、対米指令による作成を鋭く指摘” の続きを読む

生活の党共同代表の山本太郎氏、米国が「テロ国家」であることを暴露

「生活の党と山本太郎と仲間たち」共同代表の山本太郎が2015年7月30日の参院戦争法案審議会で、米軍がイラクで戦争犯罪である大量の殺戮を繰り返し行なったことを明らかにした。ユダヤ教を奉じるイスラエルとともに、キリスト教からは到底導かれ得ないキリスト教国家・米国が事実上の「テロ国家」であることが明らかになった。そして、この戦争犯罪に日本の航空自衛隊が加担していることも併せて明らかになった。

“生活の党共同代表の山本太郎氏、米国が「テロ国家」であることを暴露” の続きを読む

維新は特別委での戦争法案の採決に出席するなー国会議員は憲法尊守の義務

維新の党が対案として国会に提出した安保関連法案は基本的に個別的自衛権の行使のみを元に作成されており、集団的自衛権の限定的行使→全面行使を認めた政府案とは相容れない。ということで、調整は不可能。維新の党が党としての解体を避けたいなら、衆院平和安全法制特別委員会での採決に加わるべきではない。

“維新は特別委での戦争法案の採決に出席するなー国会議員は憲法尊守の義務” の続きを読む