さる2月17日に、わが内閣府から昨年第四四半期の国内総生産統計が発表されたが、名目、実質でそれぞれ前期比0.3%増、0.4%増にしかならなかった。年率換算してもそれぞれ前期比1.2%増、1.6%増に過ぎない。この結果、2013暦年の国内総生産は478.4兆円で、「財政構造改革」と称する超デフレ政策1997暦年の523.2兆円はまだはるか彼方にある。税収が伸びるわけがない。

今年第1四半期は、4月から消費税大増税を含む史上最大規模の逆噴射政策を「展開」するため、その前の駆け込み需要で少し戻す。しかし、戻りが大きければ大きいほど、反動が出る。米国経済の大変調と併せ、本格的なデフレ不況➤恐慌が待ち構えていることを覚悟しておくべきだ。

参考までに下記に図を掲載しておきたい。

gdp01
gdp02

やはり、円安にかかわらず外需が悪化し、経済成長の足を引っ張っている。所詮、アベノミクス(アベクロノミクス)は新自由主義・市場原理主義によるものであり、景気や経済に対する良き効果は、期待するほうがおかしかった。参考までに、税収を見積もる上で重要な名目国内総生産の時系列データを掲載しておきたい。

gdp-nominal

注意:2013暦年の名目国内総生産は、IMFの予想を下回る478.4兆円に過ぎなかった。
「アベノミクスとかけて何と解く。アホノミクスと解く。その心は?アホくさい」

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