自民新総裁の選出で10月25日総選挙かー立憲・民主合流新党は税制改革打ち出しれいわと共闘を

本サイトに既に述べたように、安倍首相、麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博自民幹事長、菅義偉内閣官房長官、甘利明衆院議員ら「新5人組」の策略によって、本日9月1日正午に行われた総務会で、首相を「突然辞任」したため新総裁を選出する方式として、通常の党員投票は実施せず、都道府県3票プラス両院銀総会での自民党所属国会議員の投票数の合計で総裁を選ぶ「簡易方式」を採用することを正式に決定した。菅義偉官房長官が15日にも新総裁に選出され、16日の立憲・国民の合流大会後、直ちに臨時国会が招集され、菅氏を首相に選出した後、解散・総選挙に打って出ることになると思われる。投票日は10月25日が予想されている。菅氏を首相に選出すれば日本の経済社会を破壊し尽くしてきた安倍政治の後継になることから、野党側は正しい理念・政策で一致し、「野党共闘体制」を構築すれば勝利の道も開けるし、そうしなければならない。その歳、玉木新党の性格が問題になる。

◎追記:NHKのWebサイトによると、9月1日の新型コロナウイルス感染者は東京都で170人。泣くなられたかたは1人、重症者は東京都基準で前日比3人減少。20代〜30代の若者を除く感染者の割合は49.4%で感染経路不明者は55%。全国では午後20時30分現在で630人、亡くなられた方は13人。30日には速報値で1日に8005件のPCR検査を行ったため、推測瞬間陽性率は7.9%。

共同通信社配信記事をヤフーニュースが8月27日12時45分に公開した「立民・国民と連合が理念発表 『低炭素なエネルギー確立』」と題する投稿記事よると、立憲民主党の福山哲郎、国民民主党の平野博文両幹事長と連合の相原康伸事務局長が同日、会談を行い、会談後の記者会見で新型コロナ禍を踏まえた新たな社会像について、3者が共有する「理念」として「原発政策などに関しては『低炭素なエネルギーシステムを確立する』」ことで合意した、という。

また、立憲の枝野幸男代表は同じ27日、連合の神津里季生会長と会談した。その中で、神津会長が合流新党への支持を伝えながらも、原発誘致基礎自治体の財源や原発で勤務する従業員の雇用問題から、合流新党綱領案に記載されている「原発ゼロ社会の一日も早い実現」という文言に懸念を示したことに対して、懸念については尊重するとしながらも、最終的には「原発ゼロ社会の一日も早い実現」という新党綱領案の文言は変更しない模様。

ただし、この合意にもかかわらず、電力総連出身の議員たちが玉木雄一郎代表の国民新党に残る可能性も取り沙汰されている。また、フリージャーナリストの横田一(はじめ)氏によると、玉木代表は、①共産主義を錦の御旗にしている日本共産党とは組めない②日本維新の会と共闘することを明確には否定していないーことを指摘している。この内容が正しければ、民主党、民進党の正式な後継政党になる国民民主党は完全に自公補完勢力になる。

◎追記:なお、毎日新聞社のサイトは2020年8月31日20時03分、「国民労組系、合流新党不参加へ 『原発ゼロ』綱領案に反発 『玉木新党』参加も」と題する記事を投稿して、「電力総連など民間労働組合出身の国民議員約10人は31日、合流新党に参加しない方針を固めた」と報道した。この報道が正しければ、玉木新党は自公補完勢力になってしまう。

立憲民主党を離党し、国民に入湯した山尾志桜里(しおり)議員は新たな新党結成のためにれいわ新選組の山本太郎代表と接触したようだが、その成果はすっきりしない。こうした中で、立憲の枝野代表は頑なに否定していた「消費税減税」について、国民の所得の引き上げとしては「選択肢」のひとつと語っている。

立憲の枝野代表もしくは立民が、①新自由主義による財政・金融政策のポリシーミックスの抜本転換②消費税減税・廃止を含む不公平税制の抜本的改革ーについてより明確な立場を明言すれば、山本太郎代表率いるれいわ新選組も「野党共闘」に乗ってくる可能性もある。一応、山尾しおり衆院議員の動向にも注意しておきたい。

西日本新聞20202020年3月30日18時31分には次のような記事が掲載された(https://www.nishinippon.co.jp/item/o/596388/)。


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立憲民主党を離党し無所属(その後、国民新党に入党)となった山尾志桜里衆院議員が30日、市民とのオープンな議論を通じて法案を作る新たな取り組みを始めるとして、国会議員らにツイッターで参加を呼び掛けた。初会合には弁護士らに加え、国民民主党の玉木雄一郎代表や、れいわ新選組の山本太郎代表も出席予定。「野党内の新たな連携を模索する動き」(国民中堅)との見方があり、注目されそうだ。
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山尾しおり衆院議員と山本太郎代表らが会談

山本太郎代表と山尾しおり衆院議員が会談

この動きが、れいわ新選組の山本代表らとの会談につながったようだ。なお、須藤元気参院議員(比例区)は離島届けを出したものの「宙ぶらりん」になっていたが、形式的には立憲が解党するので無所属として参院議員を継続すると発表している。また東京都議選の際に応援演説を行った元国土交通大臣の馬淵澄夫衆院議員の動向も注目される。