SmaretTVとソフトバンクのIPV6を使った高速インターネット接続設定、コロナ禍対策について

今回は、Ubuntu関係のSmaretTVとIPV6を使った高速インターネット設定の例を取り上げます。プロバイダはソフトバンク光です。コロナ禍対策にも言及しておきます。

12月8日火曜日コロナ感染状況

本日12月8日火曜日の新型コロナ感染状況は、東京都では午後15時の速報値で新規感染確認者は1週間前の12月1日火曜日の372人より20人少ない352人、東京都基準の重症者は前日比5人増加して60人だった(https://www.fnn.jp/articles/-/61484)。感染状況は依然として高水準状況が続いている。第三波は中高齢者層、持病を持たれる都民が感染する場合が第一波、第二波と異なり、そのため重症者が多くなっているようだ。医療体制が麻痺しないように政府は第二次補正予算の10兆円(財政民主主義に反するが、7兆円程度余っていると報道されている)を迅速に全国の都道府県に回し、財政措置支援を迅速に行うべきだ。
東京都のモニタリング(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/)では、7日移動平均での感染者数は434.9人、PCR検査人数は6549.1人だから、陽性率は6.64%。東京都独自の計算方式では6.1%。感染者のうち感染経路不明率は55.62%だった。ステージ3/4の陽性率は10%。新規感染者数と陽性率、は一進一退が続いているが高水準。感染経路不明率は悪化している可能性が高い。
全国では午後23時59分現在、新規感染者数は2174人、死亡者は過去最多の47人が確認されている。重症者は公表値で536人だが、厚生労働省と都道府県の統計の取り方がことなるため、正確なことは不明だ。感染世代が50代以上の国民が増えているため、重症者、死亡者がともに多くなっていると推察される。政府=菅政権は本来なら直ちにGo To トラベル/イーツを中止し、財源を医療体制確保のために使用すべきであるが、念頭にないことは濃厚である。
東洋経済ONLINEhttps://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)では、12月7日時点の実効再生産数は全国が前日比0.01人増加の1.05人、東京都では前日比0.01人減少の1.03人となっている。

12月7日月曜日コロナ感染状況

本日12月7日月曜日の新型コロナ感染状況は、東京都では午後15時の速報値で新規感染確認者は1週間前の30日月曜日の311人より12人少ない299人、東京都基準の重症者は前日比1人増加して55人だった(https://www.fnn.jp/articles/-/61484)。入院患者数は1800人を超え、東京都が確保した病床数の70%を上回っている。
東京都のモニタリングhttps://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/)では、7日移動平均での感染者数は437.7人、PCR検査人数は6324.6人だから、陽性率は6.92%。東京都独自の計算方式では6.2%。感染者のうち感染経路不明率は55.27%だった。ステージ3/4の陽性率は10%。
国内の感染状況(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/)は23時59分で1506人が新規感染し、39人の死亡者が確認されている。
東洋経済ONLINEhttps://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)では、12月6日時点の実効再生産数は全国が前日比変わらずの1.04人、東京都では前日比0.02人減少の1.04人となっている。

【追記:12月8日午前9時ーコロナ禍対策について】共同通信が行った世論調査では、菅内閣の支持率は前回11月から12.7%ポイントも低下して50.3%になり、JNN世論調査でも11.5%ポインと下落の55.3%になった。12月に入ってから高水準の新規感染者が続いており、重症患者数は第一派、二波よりもむしろ急増している。リテラ(https://lite-ra.com/2020/12/post-5722.html)によると、次のような状況だ。

感染の拡大は加速し、医療現場の病床逼迫や医療従事者不足は危機的状況に。今月2日時点で、病床使用率が「ステージ3」相当となったのは18都道府県にものぼり、東京や大阪、愛知、北海道のみならず、三重や群馬、埼玉、沖縄、茨城、岐阜、愛媛などでも病床が逼迫。

さらに、重症者数も第1波、第2波のピークを超え、直近1週間(11月30日〜12月6日)の死者数は232人(JNN調べ)と過去最多を更新。もっとも多い死者が出た今年5月の死亡者数が1カ月で441人だったことを考えれば、現在のこの数字がいかに深刻なものであるかは明白だ。

こうした状況のため、さすがの政府=菅義偉政権もここ3週間が勝負だとはする。しかしながら、➀コロナ禍対策の抜本転換②新型インフル特措法に「休業補償の規定を盛り込む」ことを主な目的とした野党の求める臨時国会の12月28日までの延長要求を聞き入れずに、さっさと臨時国会を閉じた。脇田隆字・国立感染症研究所長も政府のコロナ感染症対策本部(本部長・菅首相)の傘下にある分科会の尾身茂座長も要するに、人の移動がコロナ感染拡大を一段と引き起こしているとして、Go To トラベルを止めるように菅政権に進言しているが、「コロナ対策と経済活動の両立」を大義名分に菅政権は聞き入れない。

このままで行くと、「コロナ感染者の拡大と経済活動の悪化」の悪循環が生じてしまう。2020年度の経済の落ち込みはかなり厳しく、実質、名目の国民総生産(GDP)も5%以上低下するとの民間の試算もあり、税収の落ち込み幅も相当に激しいものになる。十二分な休業補償を伴う抜本的なコロナ禍対策の実施(無症状感染者を発見し、保護・隔離・症状が悪化するためのある程度確立されてきた治療の実施)、医療体制の財政支援を伴う抜本的立て直し(家庭内治療では家庭が感染拡大の温床になってしまうため、ホテルや旅館などのさらなる借り上げ、簡易医療施設の建設を含む)、十二分の休業補償は。経済の下支えになる。

このことを政府=菅政権は全く無視する。かつ、杉田和博官房副長官、北村滋国家安全保障局長を中心とした秘密警察組織によって、政権を批判する組織や団体は容赦しない。国民の間には菅政権の恐ろしさがほとんど認識されていない。要するに秘密警察による全体主義独裁国家を樹立するのが菅政権の狙いである。日本という国家をを愛し、基本的人権の尊厳を守ろうとする国民は野党共闘を強力に支援するとともに、隣人・知人にも呼びかけて行くことが最も必要とされる段階になっている。

なお、維新が掌握している大阪府と北海道の旭川市(基幹病院で大規模な集団感染が発生、事実上、医療体制が崩壊している)は政府に対して、自衛隊の看護士派遣を要求せざるを得なくなった。厚生労働省と都道府県、基礎自治体でコロナ感染症患者のために用意した病床の数え方のほか、重症死者の定義にも混乱があり、そのうえ、政府(厚労省)が実態をリアルタイムで把握できるインターネット・コンピューター・システムが構築されていないからだ。サイト管理者(筆者)が各種メディアから発表されている公表値を掲載しているが、参考値に過ぎなくなった。

本来なら、厳しい感染地帯(区市町村)に対しては「(激甚)災害指定地域」にすべきだ。そうすれば、臨機応変にさまざまな対応が取れる。しかし、政府=菅政権にはその気がさらさらないように思える。

原則的に言えば、政府としてはコロナ感染症対策本部の実務責任者である西村康俊経済再生担当相と分科会の尾身座長が記者会見し、都道府県においても首長ないし設置されている都道府県レベルの専門家会議(ただし、遺伝子工学、計測工学、情報科学の専門家はいないだろうから、精密医療体制は築きようがない)の責任者が毎日記者会見を行い、現場の実態と対策を克明に知らせる必要があるが、そうはなっていない。すべてが、無責任態勢になっているとしか言いようがない。まずは、政治サイド(菅首相と実務担当の西村経済担当相)と医療サイドで責任を明確にし、専門家の提案に対してはそれを受け入れることが不可欠だ。ただし、政府=菅政権にやる気があるか、重大な懸念を拭えない。


本日(12月7日)はコンピューターシステム関連の話題を取り上げてみます。第一はSmartTVで、第二はソフトバンク光で高速通信のIPV6を使用する方法です。

まず第一に、SmartTVの話題です。SmartTVは内部にAndroidのVer9.0を組み込んだテレビのことです。いわば、Androidスマートフォンをテレビ化したようなものになります。https://www.lanhome.co.jp/smart_tv.htmlから説明について、引用させていただきます。

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「テレビのデジタル化に伴いインターネット上の映像コンテンツを視聴できるインターネットTVが登場しましたが、 2011年1月にラスベガスで開催された世界最大の家電ショー「International CES(Consumer Electronics Show)」で、 サムスン電子やLG電子が新しい使い方のテレビとしてスマートテレビを大きく取り上げ、 他のメーカーも同様の方向性を示すなどして特に注目されるようになりました。
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サイト管理者(筆者)の場合は、ともにHDMI入出力端子を持つSmartTVと外付けのDVD PlayerをHDMIケーブルでつないで、DVD Playerを視聴するために購入しました。アマゾンで中国のメーカーTCL社製品の40型S515(https://www.tcl.com/jp/ja/products/s515/32s515.html)を購入しました。値段は3万3000円とそれほど高くはありませんでしたので。34型だと2万円台で購入できます。

日本でも主要電機メーカーが製品を出していますが、こちらは8万円程度以上はします。40型の中規模のテレビなので、拙宅に置いてあるSharpのAquosと同じ大きさで、それなりの機能を備えています。中身の実態はAndroid9.0を基本ソフト(OS)として採用しております。マニアルはこちらのPDFです(https://www.tcl.com/content/dam/tcl-dam/product/tv-product/s-series/s515/site/pc/download/IFU-S515.pdf)。付属品と各種端子のある横面を下図に示しておきます。

初期設定が必要で、マニュアルをある程度読みこなさないと少し難しいのですが、命綱はS515は無線LAN子機機能を内蔵しておりますので、宅内のLANに設定することが初期設定の肝(きも)になります。その場合はESS-IDを選択し、パスワードを入力することになるのですが、普通はパスワード入力用に画面に仮想キーボードが表示され、リモコンの上、下、右、左の矢印を使って半角のアルファベットと数字を入力して接続します。

ところが、サイト管理者(筆者)の場合は、この仮想キーボードが表示されなかったのでとても困りました。サポートセンターの言われるままに操作したのですが、それでも仮想入力キーボードが表示されません。サポートセンターでも最終的には「これは初期不良」と判断し、購入したアマゾンに連絡して返品・交換してくれ、ということになりました。届いたSmartTVの梱包を解き返品・交換するのは早くて半日がかりになります。

ところで、いくら何でも初期不良はおかしいのではないかと自問自答していると、無線LANネットワーク接続機能が内蔵されていることを予め知りませんでしたのて、USB2.0端子があったため、USBタイプの無線LANアダプターを取り付けていることに気が付きました。AndroidはLinux系の基本ソフト(OS)のため、今どきのUSB型の子機なら、そのまま認識し、使えるようになります。そのUSBタイプの無線LANアダプターを取り外すと、ネットワーク接続画面で仮想入力キーボードが表示されるようになり、一件落着となりました。USBタイプの無線LANアダプターを取り付けていることはサポートにも言ったのですが、「USBとは何ですか」というレベルのサポートでした。たただし、相手は女性。

遅くなったために、再びサポートセンターに連絡すると、今度は男性が対応してくれましたが、サポートの履歴がどうも残っておらず、USBタイプの無線LANアダプターを取り付けていることは承知していませんでした。このため、この男性サポーターが最終的に「初期不良」と判断したわけです。

翌日日曜日(6日の)朝、再度サポートセンターに連絡して、事情を伝えたら、謝ることしきりでした。サポートセンターとしては、➀まず、何か取り付けていないかどうかを確認すること②取り付けられるポートがあっても、取り付けてはならないモノがあること(USB2.0のポートの場合はテレビ番組を録画するための外付けHDDを取り付けるためのものでした)を熟知しておくこと③本体のリセットは最後の手段であることを心得ていること➃サポートの履歴は残しておくことーが大事ではないかと伝えておきました。

取り敢えず、この状態でいろいろな機能をためしてみるつもりです。リモコンにはスマートフォンのようなキーボードがないので、外付けUSBキーボードにも対応してはどうかと思っています。それから地上波デジタルテレビ放送を受信するためのカードがマイクロカードとなっており、簡単には取り付け出来ませんでした。また、無線LANが2.5GHzにしか対応していないのもも問題です。改善を望むところです。

さて、第二はソフトバンク光を使ったインターネットへのIPV6接続です。サイト管理者(筆者)は、ワイモバイル社のスマートフォンを家内とともに使用しておりますので、引っ越しの際に割引の効くソフトバンク光に変えました。ソフトバンク光には回線終端装置とNTT製のブロードバンドルーター(ソフトバンクではホームゲートウエイと訳のわからない名前で呼び、混乱させている)、BBユニットを送ってきましたが、ブロードバンドルーターでネットワーク設定をすれば良いものが、何故か機器がありすぎます。

特に、BBユニットを使うと、無線LANのスピードが遅いため、最初は光回線の終端端末側に差し込んだイーサーネットケーブルをハブにつないで、ハブからひとつのケーブルをNTTのブロードバンドルーターにつなげ(WAN側につなげます。通常の電話機として利用するため)、もう一方をバッファロー(メルコ)のブロードバンドルーターのWAN側に差し込み、こちらはルーターとして用い、もうひとつのブロードバンドルーターを中継機モードにして、自分の部屋に置き、複数のデスクトップ、ノートパソコンにLANケーブルで接続しておりました。

ところが、時々、インターネット上のサーバーのIPアドレスの解決が出来なくなるので、サポートセンターに問い合わせてみると、➀ハブを介在するのは推奨していない②BBユニットを介在させているのは2つの目的が会って、ひとつはインターネット上のソフトバンクのサーバーに接続するためのIDやパスワードを入力しないでも済むようにしていること、もうひとつは高速のIPV6接続ができるようにするためであることーということでした。

そこで、配線を変えて、光回線終端端末装置→NTTのブロードバンドルーター(初期化が必要。つまようじのようなものを小さい穴に差し込んで、リセットボタンを押しながら電源スイッチを入れる。そのうえで、WAN側のポートにケーブル接続する)→BBユニット(WAN側に接続する)→Buffaloの無線LAN親機に接続し(BBユニットのLAN側と親機のWAN側に接続する)、ブリッジモードに接続するということになりました。

ここからはサイト管理者(筆者)がやったことですが、まず、BBユニットが無線LAN親機になっているので、スマートフォンをこちらに接続し、➀IPV6の設定をする(デフォルトは何故か無効になっているので、有効にして保存します。そうすると120秒位でBBユニットが再稼働します)②次に、BBユニットのデフォルトのIPアドレスは192.168.3.1になっているので、これを192.168.11.1とBuffaloの親機のデフォルトの設定に変更する。この場合も設定を保存すると、120秒位で親機が再起動します。

一旦、スマートフォンを再起動させ、スマートフォンの無線の親機をBuffaloの親機に接続し直してから、Chromeから192.168.11.1に接続(グローバルIPでも接続できます。http://172.16.255.254)してネットに接続できるようになり(最終的には、サイト管理者(筆者)の自室に置いてあるUbuntuパソコンからもアクセスできるようになります)、BBユニットの無線LAN機能をオフにします。再度、スマートフォンを再起動して192.168.11.1にアクセすると、BBBBユニットを介して、IPV6通信が出来るようになりました。下図が管理画面になり、右下に小さくIPV6と書いてあります。詳しく見ると、Buffaloと同じような割と高度な設定が出来るようになっています。

ソニーがやっているSo-netでも確かめてみました(https://www.so-net.ne.jp/common/IPv6/)。

ただし、何故かWindows 10 Proは固定アドレスへの変更が出来ず、今のところ、DHCP機能しか使えません。UbuntuパソコンとのSamba Ver4.xでの接続は可能ですが、Ubuntuで設定したDNS機能は使えなくなりました。ただし、Samba機能は働きますので、WindowsのファイルをUbuntuに格納することはでき、特に困ることはありません。以上ですが、漢字の返還間違いなどがあると思うので、後で文章を見直します。また、本日12月8日のコロナ感染状況を午後、追記します。それが終了すれば、暫定投稿は消します。



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