WordPressの投稿記事の中で、しばしば読まれている記事を表示するプラグインとしてWordpress Popular Posts(WPP)プラグインが世界的にも有名ですが、インストール出来ても有効化できない場合があります。Webアプリケーションのやりとりにおいて不正侵入を防御することのできるファイアウォールのWAFが設定されているためです。ショートコードを使う手もありますが、記事リストが表示されず、うまく行かない場合があります。対処法を調べてみました。
本日1月30日土曜日の新型コロナ感染状況は、東京都では新規感染確認者は1週間前の1月23日土曜日の1070人から301人減少して2日連続で1000人を下回る769人になったが、死亡者は19人にのぼり、重症者は141人になった(https://www.fnn.jp/articles/-/61484)。
東京都のモニタリング(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/)では、7日移動平均での感染者数は900.6人、PCR検査人数は8361.1人だから、瞬間陽性率は10.78%。東京都独自の計算方式では7.7%。感染者のうち感染経路不明率は51.60%だった。
全国では、午後23時59分の時点で新規感染者は3345人、死亡者は91人。重症患者は前日から40人減少して974人になっている。
参考】東洋経済ONLINE(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)では、1月29日時点の実効再生産数は全国が前日比変わらずの0.77人、東京都は前日比0.02人層の0.76人となっている。反転の兆しか見極める必要がある。
サーバー側にVAFWAFを設定していると、Wordpress Popular Postsプラグインを有効化出来ません。それで、いったんVAFWAFを無効にします。最近のレンタルサーバーではVAFWAF機能を有効・無効にする機能が付属しています。レンタルサーバー各社のサイト・マニュアルを見て、VAFWAF(Web Application Firewall)を無効にして下さい。
そのうえで、Wordpress Popular Postsプラグインを有効にします。有効にすると、Wordpressの管理者メニューで外観→ウイジェットを表示すれば、「Wordpress Popular Posts」の横長のボタンが表示されます。この横長ボタンを設置したいサイトの箇所(通常は、右サイドバー)にドラッグ・アンド・ドロップします。そして、Wordpress Popular Postsプラグインを設定します。通常は次のようにデフォルトのままで良いかと思います。設定できる機能は多彩です。
設定を保存し、「完了」文字のリンクをクリックすると、設定が終わり、Wordpress Popular Postsプラグインが動作するようになって、設置した場所(通常は右サイドバー)に、よく読まれている投稿記事の一覧が出ます。確認できたら、今度はVAFWAFを有効にします。WordpressなどのWebアプリケーションには不正侵入が頻発するので、Wordpressのインストール時に標準で追加されているAkismetプラグインを有効にするとともに、他の信頼できるセキュリティプラグインをインストール・有効化しておき、そのうえでVAFWAFを有効にしておけば良いと思います。
そして、VAFWAFを有効にしてサイトに記事リストが表示されればOKということになります。なお、設定変更はVAFWAF有効のもとでは上手く行かない恐れがあります。その場合は、VAFWAF無効にしてみて下さい。
次のサイト=https://tatsuya-lab.com/2020/03/28/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3wordpress-popular-posts%E3%81%8C%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%8E%9F/=では、ショートコードを使ってVAFWAF有効でもWordpress Popular Postsプラグインが動作するように説明されていますが、サイト管理者(筆者)が試したところ、うまく行きませんでした。Wordpress Popular Postsプラグインはしばらく更新がなく、Wordpressも最新版は5.6のバージョンになっているので、そのためだと思われます。
優れたプラグインなので、Wordpressの最新バージョンにも対応し続けて欲しいと思います。なお、Google Analyticsを利用するプラグイン(Simple GA Rankingプラグインなど)もありますが、これはGoogle Analyticsの仕様が変更されているため、インストールにはそれなりに高度な知識を要求されます。ただし、Google AnalyticsはGoogle Search Consoleとともに、サイト運営に必須のツールなので、信頼性があり最新のバージョンに対応している書籍を通して学んでおく必要があります。