
新興のXiaomi(シャオミ)が高機能で価格が手頃なAndroidスマートフォンを発売しています。サイト管理者(筆者)の不注意でメインのワイモバイル製のOppo Reno 3Aを紛失したため慌ててソフトバンクの5G対応のRedme Note 9Tを1円で購入しAntutuで性能を計測しましたが、そこそこの性能は出ているようです。
Xiaomi(シャオミ:(https://www.mi.com/jp/?mi_campaign=Micom_JP_Search_Brand&mi_source=google&mi_medium=search&mi_channel=search)
)は高品質で低価格のスマホを中心とした総合家電メーカーです。スマートウォッチなどのウェアラブル端末、ロボット掃除機(Roborock)などのスマート家電でも高い認知度を誇ります。スマホメーカーとしては2020年第3四半期には出荷台数シェアでAppleを抜き、世界3位になった実績もあります。日本法人もあり、各種の製品をネット販売しています
。
定価はまあ2万円くらいですが、ミッドレンジの低価格スマートフォンとしてはそれなりの製品仕様を持っております。Redmi Note 9Tとその兄弟機であるRedmi 9Tの仕様は次のようになります(https://news.mynavi.jp/article/20210321-1819732/)。
製品名 | Redmi Note 9T | Redmi 9T | |
---|---|---|---|
OS | MIUI(Android 10ベース) | ||
CPU | Mediatek Dimensity 800U | Qualcomm Snapdragon 662 | |
メモリ | 4GB | ||
ストレージ | 64GB | ||
外部メモリ(microSD) | 最大512GB | ||
ディスプレイ | 約6.53インチ(2,340×1,080ドット液晶) | ||
メインカメラ | 【3眼】有効画素数約4,800万画素+約200万画素+約200万画素 | 【4眼】メイン4,800万画素+超広角800万画素+マクロ200万画素+深度200万画素 | |
サブカメラ | 有効画素数約1,300万画素 | 800万画素 | |
デジタルズーム | 最大10倍 | 最大8倍 | |
本体サイズ | W77×H162×D9.1mm | W77.3×H162.3×D9.6mm | |
重さ | 約200g | 約198g | |
おサイフケータイ | 〇 | ― | |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 6,000mAh | |
Wi-Fi | IEEE802.11a / b / g / n / ac | ||
Bluetooth | 5.1 | 5.0 | |
フルセグ/ワンセグ | -/- | ||
防水/防じん | -/- | ||
有線インタフェース | USB Type-C |
そこで、休日を利用してAntutuで計測してみましたが、GPUの使用からVersion 8では計測可能ですが、Version 9では正規版もLite版もGPUの性能を計測することは出来ませんでした。これは、Redmi Note 9TのGPUのハードウエア仕様がAntutuに対応していないようです。AntutuのV8はGoogle検索で探しました。3D版もV8が必要になります。なお、正規版はV8かV9の何れかしかインストールできません。結果を下図の票にまとめてみました。
AntutuのVersion 9ではフルスペックの正規版も簡易版のLite版でもGPUの性能が計測できませんでした。ただし、Version 8では8000点は付けているので、30万点は超えていると思います。既に市場価格は1万5000円から2万円で、MNP乗り換えだと1円になります。スペックもそれなりのものがありますので、高コスパを追求したスマートフォンメーカーとしてXiaomi(シャオミ)製品も購入の選択肢に入れたらよろしいかと思います。
なお、最新版はもちろん9Tではなく11Tで、いくつかのバリエーションがありますが、画素数が1億を超えています(https://www.mi.com/jp/?mi_campaign=Micom_JP_Search_Brand&mi_source=google&mi_medium=search&mi_channel=search)。