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「日本一新運動」の原点(280)戦争法案廃案の死角⑮ー法案の本質は「日米戦争協力法制」
安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑦ー「国際情勢の激変」は米国の自作自演
安全保障関連法案=戦争法案廃案のために⑥ー山本太郎参院議員、対米指令による作成を鋭く指摘
安全保障法案=戦争法案廃案のために⑤ー安倍談話、実質は「世界平和破壊」宣言
「日本一新運動」の原点(278)ー戦争法案廃案への死角⑬「衆参議長は腹を括れ」
安保法制案=戦争法案廃案のために④ー法案は安保改悪「日米新ガイドライン」運用のための「口実」(改題)
「日本一新運動」の原点(277)ー戦争法案廃案の死角⑫【下田見解で政府を追及せよ】
安保法制案=戦争法案廃絶に向けて②ー「限定的集団的自衛権」論の欺瞞性【加筆】
厳しい緊縮政策の強要でギリシア経済破綻ー軍事クーデターの公算も【追記】

マルクスの唯物史観の謎とマックス・ウェーバーの歴史社会学

戦前の労農派と講座派の「日本資本主義論争」で指摘されたように、いわゆるマルクス主義の唯物史観は日本資本主義の発達には厳密には当てはまらない。 また、非西欧社会では「易姓革命」つまり王朝の交代しか起こらず、タルコット・パーソンズの指摘するように「中間帝国」までしかたどり着けなかった。 唯物史観の限界をマックス・ウェーバー=大塚久雄の歴史社会学で解くことができる。


日本古代史と古代朝鮮−騎馬民族説再考

文化勲章受章者・江上波夫の提唱した日本の起源としての「騎馬民族国家説」。日本の統一国家の建設者をアジア大陸から渡来した北東アジア系の騎馬民族とする説として有名になった。  4世紀初めに天皇氏を中心とする騎馬民族の一派が朝鮮半島を経て九州に侵入,4世紀末か5世紀初めに畿内に進出して強大な王権を確立したという。あまたの批判にもかかわらず、その支持者もあとを絶たない。 江上の騎馬民族国家説をマックス・ウェーバー=大塚久雄=内田芳明が論じた辺境革命論を援用して、再評価する。