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改正インフル特措法再改正の狙いはオリンピック強行開催か、Go To トラベルとの整合性?ー国際情勢は地殻変動へ
内閣支持率39%に激落、安倍前首相の公開招致70%(朝日世論調査)、安倍氏は証人喚問が妥当(英国型追記)
スウエーデンの「集団免疫獲得」路線は破綻、国王批判ー日本は「感染拡大と経済悪化の両立」爆進
欧州でコロナ第二波襲来が深刻化する一方で「闇の国家(ディープステート)」陰謀論も拡散(首相忘年会追記)
政府・与野党、臨時国会延長せず。政権交代なくしてコロナ禍収束不可ー真正野党側は国民の支持得られる政策体系を
菅首相、来年1月8日の通常国会召集断念、衆院解散・総選挙春以降に延期の公算高まるー根強い東京五輪中止
安倍首相(当時)「桜を見る会」前夜祭の支持者への参加費補填疑惑報道、菅首相の安倍首相失脚狙いか。
ワクチン開発と接種に過大な期待は禁物、東京オリンピックの選手団・大会関係者への接種は困難か
学術会議会員任命拒否事案を盾に取らなかったため種苗法改正法案が衆院農水委で可決、会議にも軍事研究を要請
コロナワクチン開発状況、東京オリンピック中止の可能性もあり来年1上旬解散・総選挙の可能性も

マルクスの唯物史観の謎とマックス・ウェーバーの歴史社会学

戦前の労農派と講座派の「日本資本主義論争」で指摘されたように、いわゆるマルクス主義の唯物史観は日本資本主義の発達には厳密には当てはまらない。 また、非西欧社会では「易姓革命」つまり王朝の交代しか起こらず、タルコット・パーソンズの指摘するように「中間帝国」までしかたどり着けなかった。 唯物史観の限界をマックス・ウェーバー=大塚久雄の歴史社会学で解くことができる。


日本古代史と古代朝鮮−騎馬民族説再考

文化勲章受章者・江上波夫の提唱した日本の起源としての「騎馬民族国家説」。日本の統一国家の建設者をアジア大陸から渡来した北東アジア系の騎馬民族とする説として有名になった。  4世紀初めに天皇氏を中心とする騎馬民族の一派が朝鮮半島を経て九州に侵入,4世紀末か5世紀初めに畿内に進出して強大な王権を確立したという。あまたの批判にもかかわらず、その支持者もあとを絶たない。 江上の騎馬民族国家説をマックス・ウェーバー=大塚久雄=内田芳明が論じた辺境革命論を援用して、再評価する。