新着記事
冷戦崩壊・新自由主義破綻後の世界史−ウエーバー=大塚史学の辺境革命論から読み解く(再論・加筆)
合流新党140人超との観測、政権奪取には共生主義と財政・金融政策の抜本転換、連合の干渉排除不可欠
PCR検査=検査利権独占する厚労省・国立感染研体制−大規模検査に抵抗(首相の健康不安など追記)
コロナ禍無為無策の背景に憲法破壊の「敵基地攻撃能力」確保し「国家安全保障政策」大転換を画策−安倍政権(8月7日全国過去最多)
PCR検査大規模実施に向け注目される世田谷区(保坂展人)方式−邪魔する加藤勝信厚労相、検査利権墨守
大規模なPCR検査などで感染者を保護・隔離・治療し、徐々に経済活動の再開を−日本の瀬戸際にも臨時国会召集しない内閣は憲法違反内閣
コロナ第二波の襲来で経済の大不況の深刻化・長期化避けられず−臨時国会を早急に開催し野党側は抜本的なコロナ禍対策を(3日状況追記)
感染拡大を実情無視し経済再開最優先する政府、7-9月期のGDP悪化食い止め解散・総選挙狙いのためか(20時30分現在の感染状況追加)
コロナ感染症対策分科会の首都圏、大中核都市での「感染漸増段階」判断はおかしい、政府は早急に臨時国会を(1日感染者確認中)!
上昌広医療ガバナンス研究所理事長「新型コロナウイルス感染第二波の初期段階」−野党は覚悟を決めて臨時国会開会要求を(25日の感染確認者追記)
経済活動最優先に踏み切った安倍政権、新型コロナ拡大防止は事実上無視−「一兎も得ず」(23日東京都・全国感染者数追加)
孫崎享氏の好著「朝鮮戦争の正体」−書評
新型コロナウイルス感染再拡大、政府と自治体は徹底的な情報開示を(14日の染者数と都の感染者予測文書廃棄事件を追加)
高水準のコロナ感染確認者続く−真逆の「コロナ禍対策」に対抗する「政策連合」形成急務(12日の感染確認者数など加筆)
新型コロナ新規感染確認者、首都圏を中心に全国的に拡大加速−厚労省クラスター班「今は制御困難」(追記)

マルクスの唯物史観の謎とマックス・ウェーバーの歴史社会学

戦前の労農派と講座派の「日本資本主義論争」で指摘されたように、いわゆるマルクス主義の唯物史観は日本資本主義の発達には厳密には当てはまらない。 また、非西欧社会では「易姓革命」つまり王朝の交代しか起こらず、タルコット・パーソンズの指摘するように「中間帝国」までしかたどり着けなかった。 唯物史観の限界をマックス・ウェーバー=大塚久雄の歴史社会学で解くことができる。


日本古代史と古代朝鮮−騎馬民族説再考

文化勲章受章者・江上波夫の提唱した日本の起源としての「騎馬民族国家説」。日本の統一国家の建設者をアジア大陸から渡来した北東アジア系の騎馬民族とする説として有名になった。  4世紀初めに天皇氏を中心とする騎馬民族の一派が朝鮮半島を経て九州に侵入,4世紀末か5世紀初めに畿内に進出して強大な王権を確立したという。あまたの批判にもかかわらず、その支持者もあとを絶たない。 江上の騎馬民族国家説をマックス・ウェーバー=大塚久雄=内田芳明が論じた辺境革命論を援用して、再評価する。