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岸田派、大宏池会結成狙い二階派とバトル開始も菅・二階・安倍氏で迎撃かー菅独裁国家体制へ爆進
妥当性欠く「憲法」根拠にした菅政権の日本学術会議会員任命拒否理由ー政権批判勢力の政治的弾圧が狙い(表追記)
日本学術会議、推薦会員の任命拒否理由を菅首相に説明要求も政府、「決定覆さず、理由説明せず」に終始
日本学術会議会員の任命拒否で菅政権の独裁政権化明確にー「野党共闘」での国民主権回復以外に道なし(追記)
現代貨幣理論(MMT)の正しい理解のためにー冒頭、総選挙の時期について追記(校正中)
立憲枝野代表発言「消費税率0%は選択肢、共通公約としても排除しない」と菅首相の弱点
れいわ新選組の山本太郎代表「消費税減税を総選挙の争点にしなければ野党共闘には与しない」
整い始めるか「野党共闘」、国民玉木代表のベーシックインカム論提唱は新自由主義への敗北(重要補強)
国民の期待が無い枝野立民、小沢・泉・馬淵各グループが消費税凍結・積極財政で包囲か(追記:総選挙は12月)
冷血非情さが加速する菅義偉後継政権の行く末と「野党共闘」の不安(対中国外交について追記)
新・立憲とれいわとの野党共闘は相当困難ー枝野代表「消費税ゼロは与党の了解必要」と明言
立憲福山幹事長、れいわ参院議員が首班指名で枝野代表への投票を重く受け止めー試される枝野氏の器量
菅義偉新内閣に対抗するためには政権奪取を目指す野党間で目玉の経済政策提示が不可欠(MMTについて追記)
今こそ、PCR検査と抗体検査の徹底検査が必要ー歴史的使命を終えた連合(玉木新党の性格について追記)
自民総裁選より合流新党の行方と理念・政策が重要ー山本代表率いるれいわの動向がカギ

マルクスの唯物史観の謎とマックス・ウェーバーの歴史社会学

戦前の労農派と講座派の「日本資本主義論争」で指摘されたように、いわゆるマルクス主義の唯物史観は日本資本主義の発達には厳密には当てはまらない。 また、非西欧社会では「易姓革命」つまり王朝の交代しか起こらず、タルコット・パーソンズの指摘するように「中間帝国」までしかたどり着けなかった。 唯物史観の限界をマックス・ウェーバー=大塚久雄の歴史社会学で解くことができる。


日本古代史と古代朝鮮−騎馬民族説再考

文化勲章受章者・江上波夫の提唱した日本の起源としての「騎馬民族国家説」。日本の統一国家の建設者をアジア大陸から渡来した北東アジア系の騎馬民族とする説として有名になった。  4世紀初めに天皇氏を中心とする騎馬民族の一派が朝鮮半島を経て九州に侵入,4世紀末か5世紀初めに畿内に進出して強大な王権を確立したという。あまたの批判にもかかわらず、その支持者もあとを絶たない。 江上の騎馬民族国家説をマックス・ウェーバー=大塚久雄=内田芳明が論じた辺境革命論を援用して、再評価する。