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世界平和統一家庭連合に対する解散命令請求は「信教の自由」を根本否定ー一段と民主主義国家から逸脱、経済社会は混乱化へ(使用者責任追記)
世界平和統一家庭連合に対する解散命令請求は宗教弾圧ー背景に国際政治情勢の大転換
2024年米大統領選、トランプ再選濃厚ードル基軸に代わる資源本位制のBRICS共通通貨体制の構築が課題
バイデン政権のウクライナでのクラスター爆弾の使用はウクライナ戦争の敗北を意味するー欧米文明は終焉(追記:文明の継承問題)
ベラルーシへの亡命で「プリコジンの反乱」は終息ープーチン政権の「ウクライナ戦争長期化」の意図を見抜けなかったか(追記:プーチン政権の公式見解)
ウクライナの「反転攻勢」は失敗、世界の「多極化」のために政治的なウクライナ戦争は長期化する(追記:ドイツとフランスの動向)
バフムトの戦いは軍事的にロシアの勝利で決着、ウクライナ戦争は政治的には継続かー米側陣営と非米側陣営との和合が不可欠
中東和平は非米側陣営の盟主である中露が主導ー公式的には世界の主導権はG7からG20に移行(追記:金価格見通しとバフムト攻防戦)
これから本格化する米国の金融危機ーコストプッシュ・インフレは金融政策では解決できない(追記:金価格1オンス=2千ドル突破か)
ウクライナ戦争、ロシアの勝ちで決着ーウクライナ政権は中露非米側陣営に入る(追記:北朝鮮と米国)
米国防省最高機密文書漏洩・流出問題ー米国ディープ・ステート(DS)の「多極化」推進に向けての画策か
米中央銀行システム、金融引き締めと緩和のダッチロールーOPEC+の減産決定でドル覇権体制崩壊か(追記:トランプ氏起訴問題)

マルクスの唯物史観の謎とマックス・ウェーバーの歴史社会学

戦前の労農派と講座派の「日本資本主義論争」で指摘されたように、いわゆるマルクス主義の唯物史観は日本資本主義の発達には厳密には当てはまらない。 また、非西欧社会では「易姓革命」つまり王朝の交代しか起こらず、タルコット・パーソンズの指摘するように「中間帝国」までしかたどり着けなかった。 唯物史観の限界をマックス・ウェーバー=大塚久雄の歴史社会学で解くことができる。


日本古代史と古代朝鮮−騎馬民族説再考

文化勲章受章者・江上波夫の提唱した日本の起源としての「騎馬民族国家説」。日本の統一国家の建設者をアジア大陸から渡来した北東アジア系の騎馬民族とする説として有名になった。  4世紀初めに天皇氏を中心とする騎馬民族の一派が朝鮮半島を経て九州に侵入,4世紀末か5世紀初めに畿内に進出して強大な王権を確立したという。あまたの批判にもかかわらず、その支持者もあとを絶たない。 江上の騎馬民族国家説をマックス・ウェーバー=大塚久雄=内田芳明が論じた辺境革命論を援用して、再評価する。